「バーソロミュー」1~4 要点まとめ
- 2019/10/31
1977年~1995年に行われたバーソロミューという存在に対するチャネリング(霊との交信)をまとめた本。
■1巻
P21
一般に愛と思われているのは、実は、引力のように惹きつけられる「魅惑」という感情の動きです。誰かに心を動かされているからといって、その感情を愛だと思いこむのは単純すぎます。自分の心のなかをよく見つめてみると、利己的な考えもあるのに気がつくはずです。それは、とても人間的なことです。
P31
どんな道を選ぶかはそれぞれの責任です。愛と叡智を自分のものとしていない師やグルを、間違って選ばないようにしてください。
P39
自分自身に対して、自分について、正直であるようにしてください。自分というものの肯定的な面も否定的な面も、両方とも素直に見てください。たとえあなたが肯定的な極にとどまって、「高徳な人」でいようとしても、振り子は必ずもう一方の極に戻ろうとするのです。
P102
あなたが考えていることが、外界に現実として現れます。自分が何を考えているかに注意を払ってください。そうすると、自分の思考エネルギーが色々な分野に分散されていて、その結果、混乱した現実を多く創りだしていることがわかります。
P164
人生ゲームは、「マスター」するために創られたものです。自分が抵抗を感じる点について、細かく観察し、抵抗を感じたその瞬間ごとに、その問題に向かい合ってください。
P240
人は否定的な出来事を何度も何度も反芻し、それをますます大きくしています。ある出来事がその人の人生をどれほど支配するかは、その人がどれほどのエネルギーをそれに注ぎこむかで決まります。
自分のなかの否定的要素を捨てることもできますし、それを拡大することもできます。
P258
自分の意識を向けたものが現実化します。
P260
自分がいつも考えていることが、自分が受け取るものだ。
■2巻
P6
意識はあなたが考えていることに焦点を当てています。あなたの意識が光を当てるものは何であれ、強力になり、あなたとのつながりを深め、あなたの現実に近づいてきます。思考は、あなたが日々体験するものを築く材料です。
P7
想像力を使って人間は自分の世界を創り出すのです。人はまず何かを心に描き、やがてそれが現実となります。どれだけ大胆にどれだけ真剣に、そしてどれだけ自由奔放に想像するかの度合いによって、あなたの経験する創造のパワーの度合いも決まります。
P20
人は今この瞬間、自分の人生の未来に生み出したいものを選択し、それが実現するまでそのことを考えつづける能力を持っています。自分の望みをしっかりと意識のなかに抱きつづけることで、それを実現させるのです。人間の意識が持つ難しさやすばらしさは、人間生活が非常にさまざまな物事に関わっているということに起因しています。その結果、自分が実現させたいと願うことのなかの、ただ一つのことに専念するのが難しくなります。生み出したいと願うことがたくさんあるので、心はあれを望んだり、これを望んだりと駆けずりまわるのです。そこで必要になるのは、自分と自分の心を、ただ一つの目標に向かうように訓練することです。
P97
自分の人生で喜びを与えていないものを見つけ、自分に喜びを与えるものに置き換える決心をし、それを実行してください。
P112
瞑想をしているときは、細胞をリラックスさせて、古くて役に立たない考えやカビの生えた感情、空回りする思考や体の緊張を捨て去ることが大切です。細胞レベルでリラックスすると、あなたの「存在」そのもののなかに、「解き放つ」という感覚が生まれます。
■3巻
P17
大惨事の情報を流すチャンネルにダイヤルを合わせるのはやめて、もっと高い周波数にチャンネルを合わせてください。あなたの希望を増し、理解を深め、心を拡げてくれるような波動のエネルギーに耳を傾けてください。美や愛や希望にいつも意識を向けることを選んでください。そうすると、それらがあなたの人生を満たします。あなたがいつも考えていることが、あなたにとっての現実となるのです。
P19
今現在、なぜ最大限の努力をしないのでしょうか。
P44
結果を左右するのは、どういう結果になると自分は信じているのか、ということなのです。
P45
最後までがんばる意志の強さと忍耐力も必要です。できるだけ壮大で、力強く美しい夢を描いてください。そして可能なかぎりの力を使って、その夢を持ちつづけるのです。そうすると、潜在意識がそれを現実のものにしてくれます。
P56
不快な感情が湧き起こってきたときには、やさしくそれを見つめてください。それに耳を傾けてください。それを描写する言葉をノートに書きとめてください。心を大きく開いてください。心を開くと、不快な感情が出ていきはじめます。つらい感情は、目の前に起きていることによって形成されるばかりではなく、過去に起こったことや起こったと思い込んでいること、その他の数かぎりない思い込みや固定観念によって形成されています。心のなかでは、実にさまざまのことが起きているわけです。それを静かにやさしく眺めてください。そこにある感情を繰り返し観察してください。
P91
自分にとって役立つならば、それはその人にとっての真実です。役立つなら変えようとしないことです。
P95
自分が人生に望むものに意識を向けてください。自分が意識を集中するものが現実となり、物質化するのです。否定的な感情を手放したくないという態度そのものが、その人を身動きできないようにします。それらを自分の心から捨て去るのです。人がみずからそうさせないかぎり、過去がその人を縛ることなどありません。過去を捨てて、今現在に生きてください。
P152
神のために働いてください。神は必ず代金を支払います。地球の平和や地球全体の愛と調和のために働くとき、人は神の意志を実践しているのです。世界のために祈っているものを、自分自身が受け取るようになっていくのです。他人に与えたものを、自分も同じように受け取るのです。
P180
往々にしてものごとが実現しないのは、そこに真の情熱が存在しないからです。圧倒的な熱意がなければどんなものも創造できません。どうすれば熱意を高められるでしょうか。自分の望みが実現したところをイメージに描き、それが実現したらどういうふうに感じるかを実際に心で味わうのです。それはどんなふうに見え、どんな感じがするでしょうか。毎日、来る日も来る日も実行して、その感覚を育てていかなくてはなりません。
P194
自分の恋愛や結婚をよく検討してみると、相手の人間を愛しているというよりも、愛し愛されるという感覚を自分は愛しているのだということに気づくでしょう。
P266
今この瞬間に生きてください。自分の思考に耳を傾け、感情を味わい、肉体の感覚に敏感であってください。
自分の思考や感情の動きや肉体の反応を眺める観察者であってください。それらと自分を同一視しないでください。
■4巻
P20
自分を輝かせ燃え立たせるものは何か、そして生きる気力をそぐものは何か、冷静に観察することです。
P54
何かの決断をする時には、理性に答えを求めないでください。代わりに、心の中に意識を向けて、「これはどんな感じがするか」と尋ねてください。
P72
高層マンションの最上階に住みたいと夢見るかもしれませんが、お勧めしません。母なる大地の近くに住み、自分の意識だけを上昇させてください。
P88
自分の思考を注意して観察していると、考えが入ってきたり、出ていったりするのがはっきりわかります。
P130
頭に浮かぶ考えをひとつ残らず次々に書き留めていくと、自分の人生がなぜ今の状態なのか、わかるようになります。あなたの考えというのはあなたがいつもイメージしていることで、それが自分の世界に現象として現れます。
P240
心の深いところに、すべてを知っている部分があります。それを信頼してください。直感に従った生き方をしてください。自然と進むべき道が示されます。
公式のようなものはありません。その日その日を精いっぱい生きるだけです。
P247
調和のとれた正しい行動とはどんな感じがするか、人は知っています。それがわからなくなるのは、自分の外側に答えを求めて、何が正しいかを人に教えてもらおうとする時です。
P248
あなたの内面には驚くほどの量のすばらしい叡智が蓄えられており、いつでも利用できます。
自分の選択肢はシンプルなものであることに気づくでしょう。物事を複雑に考えれば考えるほど、自然で率直な答えから遠ざかります。
人間が心の平安を得られる唯一の道は、「私の世界はあるべくしてある」と心の奥深くで納得することです。どんなに状況がひどく見えようとも、あらゆる瞬間においてすべてはあるべくしてあるという感覚です。
P249
どんな望みをかなえる時も同じですが、まず自分の意図を明確に述べます。一日に百回、自分に言ってください。
P296
人は自分の信念体系や常に発している考えを通して、自分の現実を創り出しています。自分が今日考えていることを明日生きるのです。
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