ジェームズ・アレン 全19冊 まとめ
- 2020/06/02

ジェームズ・アレン(1864-1912)。意識レベル505。
要点まとめ
ジェームズ・アレン 全一冊
P23
人は誰でも、価値ある目標を掲げ、その達成のために行動すべきです。その目標に自身の思いを集中させるべきです。
P27
あらゆる達成の影には努力があるのです。そして、努力の程度によって、結果の大きさも決まるのです。達成は偶然もたらされるものではありません。手にするあらゆるものが、努力の賜物(たまもの)なのです。
P41
一、悪い習慣を断ち切る。
二、良い習慣を形成する。
三、目の前にある務めに専念する。
四、やるべきことは意欲的にすぐやる。
五、規律ある生活を送る。
六、話す言葉に注意する。
七、心を律する。
P55
成功する人は誰でも、目標を持った人です。
P56
努力を怠った瞬間、その人は衰え始めるのです。
P62
人は切実に求めたものを得ます。人の強い思いは、その人が成し得るものの目安となります。心をあることに固定させれば、それを達成するように運命づけられているのです。
P77
他人のすることには一切の干渉もしないことです。
P84
人の精神状態は、その人の発する言葉によって明らかにされます。人は言葉によって判断されるのです。
P296
人は自分の心という領域を改善することはできますが、他人の心を変えることはできません。
P298
働き過ぎるなどということは、ほとんどあり得ません。人を消耗させるのは、心配事、悪い習慣、不満、怠惰なのです。このなかで最もやっかいなのが怠惰です。
できるだけ少ない努力で富を得たいと望む傾向が頻繁に見られますが、それは窃盗と同じです。喜んで自身の務めに励みましょう。仕事ができる強さと能力が自分に備わっていることに感謝し、絶え間なく働き続けることで、そうした力を高めましょう。
P315
何かに役立つことが、私たちの存在目的です。あらゆる才能のなかで、仕事をする能力は、最も有益で不可欠のものです。
P366
過去と未来は夢で、「今」だけが現実です。すべての物事は今存在し、あらゆる力、可能性、行動もすべて今あるものです。今行動し、何かを達成しないのなら、まったく行動せず、何も達成しないのと同じことです。
「原因」と「結果」の法則
P23
私たちは、どんなときにも自分が学び、成長を遂げるために最適な場所にいます。そして、もし私たちが、ある環境で必要な学習を積んだならば、その環境は間もなく、次の新しい環境に取って代わられることになります。
P53
目標をもたないことの弊害は、あまりにも大きいと言わざるをえません。私たちは、人生の目標をもたないとき、つまらないことで思い悩んで、よけいな苦悩を背負ってみたり、ちょっとした失敗ですぐに絶望してしまう傾向にあります。
人間は、理にかなった人生の目標を心に抱き、その達成をめざすべきです。その目標に、自分の思いを集中して向け続けるべきです。
P57
人間を目標に向かわせるパワーは、「自分はそれを達成できる」という信念から生まれます。疑いや恐れは、その信念にとって最大の敵です。よって、それらを抱きつづけているとき、あるいは、それらの抹殺を試みていないとき、人間は、自分の前進をみずからことごとく妨害しているに等しいことになります。
P60
人間は、もし成功をめざすならば、自分の欲望のかなりの部分を犠牲にしなくてはならないのです。
「原因」と「結果」の法則2
P27
あなたの世界は、あなたがどんな人間であるかの現れです。
あなたの世界内にあるものは、そのすべてが、あなたの内側に存在しています。
P28
すべての魂が、それ自身と同種のものを引き寄せ、それと相反したものが引き寄せられてくることは絶対にありません。
P43
周囲の世界は、私たちが私たち自身の姿を見る鏡にほかなりません。
P74
自分の思考エネルギーを正しくコントロールすることです。そうすればあなたは、自分の外側の人生を、思いどおりのものにつくり上げられます。
「原因」と「結果」の法則3
P68
他人の意見や行動を分析・評価する方向に流してきた自分のエネルギーを、自分自身の意見や行動を分析・吟味する方向に導かねばならない。
P104
原因をもたずに発生する物事は何ひとつありません。発生することのすべてが、そうなるための正当な理由をもっています。
「原因」と「結果」の法則4
P15
人生の苦悩は、貴重な学習体験としてとらえることで苦悩ではなくなります。
P40
人生の勝利者となる決意をしっかりと固めることです。この人生のなかで達成を目指す、大きな、気高い目標を、しっかりと定めましょう。
P48
自分のあらゆる能力を駆使し、全エネルギーを集中して、自分が行うべきことを行いつづけることです。他人を羨んだり、ののしったり、他人のやることに口を出したりすることで、脇道にそれてしまったりはしないことです。
P52
自分のエネルギーを正しい経路に集中して導くことです。エネルギーが集中するとパワーになります。明確に設定した気高い目標の達成を、強くイメージすることです。
P108
自分の悲しみや困難は、自分の心の不完全な状態に起因したものであるという真実を、しっかりと認識しなくてはなりません。私たちの苦悩の原因は、外側の物事や、ほかの人たちのなかにあるのではなく、私たち自身のなかにあるのです。
ジェームズ・アレン全集1
P14
情念につかれた人はよく他人を正そうとすることにやっきになります。しかし、知恵のある人は自分自身を正そうとします。
P20
人間は切実にもとめれば、もとめに応じたものを獲得します。切実なる願いは自分がなれるものを推し量る目安になります。心を何かに定めれば、それを達成することが、あらかじめ運命づけられるのです。
P122
不運にばかり見舞われているようなら、自分自身を振り返ってみてください。あなたが抱えるすべての困難の源はあなた自身のなかにあるのであって、他のどこにもないのです。
P148
失敗して哀しむ人の大半は一見、ささいに思えるようなことをないがしろにすることによって、そうした事態を招いているのです。
ジェームズ・アレン全集5
P148
ただ批判や非難をする中で貴重なエネルギーを浪費していることが実に多いのです。
P230
真理はどんな思想体系の中にもなく、ただ行いの中に存在します。ですから、清らかで罪のない生き方をすることは、言葉で編まれたどんな理論よりもはるかに優れているのです。
ジェームズ・アレン全集8
P35
仕事に心をかたむけ、職務を完全に遂行することを目指している人は、本物の労働者です。そういう人はどんどん人の役に立ち、周囲に影響をあたえつづけます。そして、ますます成功し、より高いレベルの労働をするようになるのです。
P42
すべての人は、自分があたえたものに見合うものを受けとります。それは宇宙の法則によって決められていることです。怠惰であれば、無気力になりやがて死をむかえることになります。嫌々ながら仕事をすれば、報酬もきちんとは保証されません。一方、仕事を愛し、惜しみなく働けば、十分な報酬と幸福で満たされた人生を受けとります。
P118
一人の人の思考の総和が、その人の人格です。
P124
現在のわたしたちの状態はすべて、自分がしてきた思考の結果である。
P179
人は自分の心の範囲内では全能ですが、他人の心や自分以外のものごとには、その力は及びません。たとえば、自分の心を操ることはできますが、他人の心を操ることは不可能です。自分の考えを選ぶことはできますが、他人が考えることを選ぶことはできません。
P186
活発に動いていればいるほど、生命が豊かさを増すのです。頭脳労働者、独創的な考え方の持ち主、つねに精神的な活動をしている人は、社会の中で最も長寿です。農業労働者、庭師、絶えず肉体を動かしている人はその次に長寿なのです。
運命を変える7つの学びのステージ
P9
悩みや問題に直面するということは、それだけ学ぶべき課題が多いということなのです。
P33
あなたが、日常の中で交流する人たち、新たに出会い、新しい関係を築く人たちは、あなた自身を映しだす鏡です。
P45
あなたがかかわっている人に「変わってほしい」と望んでも、それは、あなたにはできないことです。でも、その人に対するあなたの考え方とやり方は、あなた自身が変えていくことができます。
P64
自分にとって困難な状況や、厳しい条件は、それを乗り越える力をつけないかぎり、あなたの人生から姿を消しません。一時的に問題から逃れることができたとしても、課題は、何度でもあなたのもとへやってきます。
あなたに起こる問題、それは、次のステージに向かうための厳しい訓練です。
運命を変える朝の思い夜の気づき
P33
いまの状況を創った原因はすべて、自分の心にあります。だれかのせいにしたり、何かのせいにすることをやめましょう。
強く、高いレベルの考えで自分を創りなおしていきましょう。不満や文句を言うかわりに、あなたが秘めているパワーと可能性に目を向けましょう。
P94
あなたが心に描く理想、そのビジョンをだいじにしましょう。
問題と解決の法則
P20
愚かな者は他人を非難し、自分を正当化します。しかし、より賢明な者は、他人の正当性を認め、自分の非を問います。
煩悩に支配される者は、他人が改まることを求めます。賢明な者は自分自身を正します。
P30
あなたがなりたいと思うものは、あなたがなり得るものです。
P44
人に苦しみがあるのは、自分を成長させ、克服していくためのサインです。
P92
完璧な忍耐。いかなる状況でも、もっとも厳しい試練の中でも、つねに忍耐強くあることです。
最高にすてきな人生
P29
過去に対して後悔したり、未来の希望ばかり夢見るのではなく、今なすべきことを行い、今なすべき仕事に全力を尽くすことです。
P56
すべてのものごとやできごとは、あなたが活かすべきものであり、あなたを育ててくれるものとみなすことが大切です。
P77
他の人があなたについて間違ったことを言ったとしても、あなたには関係のないことです。しかし、間違ったことを言う人に対して抵抗したり、自分を正当化しようとすれば、あなたはそこに関わり合いを持ってしまうことになります。
他の人の誤った思考、誤った言葉、誤った行動は、あなたを傷つける力を持っていません。しかし、あなたが感情的になって抵抗するとそういうものは活気づいてしまい、あなたは自分の中に受け入れてしまいます。
もし、だれかがあなたを中傷したとしたら、それはその中傷している人の問題であって、あなたの問題ではありません。あなたは、自分自身の心について対処していればいいのであって、他の人の中傷に対処する必要はないのです。
幸せと成功への扉
P24
本当の節約には、体力と知力を無駄づかいしないことも含まれます。エネルギーを保全することも節約に含まれるのです。
P44
規律正しく生活していくならば、ものごとが円滑に回るようになります。それによって、あなたには力と効率性がもたらされます。
行為・言葉・思考を規律正しくすることは、正しく生きることです。そして、それこそが、健康と成功と心の安らぎをもたらすための、最も確実で安定した土台となるのです。
幸福に通じるひそやかな道
P39
今なすべきことに没入しましょう。そのように働き、行動し、生活しましょう。
P64
困難から逃げだそうとしないでください。それは不可能です。あなたが行くところどこにでも困難はついてきます。
P70
やらなければならないことがあるのなら、それを喜んでやり、心の中で不平や悲嘆の声を上げないようにしましょう。
P77
もしあなたの状況が「つらい」ものであるならば、あなたはそれを必要としており、それに立ち向かう力を引き出すことのできるチャンスです。あなたの中に何らかの弱点があるからつらいのであり、その弱点が撲滅されるまで、状況はつらいままでしょう。
P82
身近な、小さなことをなさないうちは、遠く、大きなことをなすことはできないのです。
P98
「相手がなくてはけんかにならぬ」といいます。「相手」にならないでください。
P173
すべての人に自分自身の行動を選択する権利があります。
P218
沈黙が力である。というのは、広く一般に当てはまる法則です。成功する実業家は、自分の計画、方法、業務について決して話しません。成功によって目がくらみ、話し始めるようになると、そこから失敗し始めることになるのです。
あなたがやろうとしていることを話すのではなく、それを実行してください。そして、完了した仕事そのものに語らせましょう。他の人の仕事を批判したり、けなしたりすることに力を無駄遣いするのではなく、自分自身の仕事を完全にうまくやろうとしてください。
P224
意識の力を維持する人は、肉体的な力も維持します。力強く沈黙し、穏やかである人は、高齢まで生きます。
P258
あなたの仕事が非難されても、気にしないでください。あなたの仕事が真実であれば、それで十分なのです。「私の仕事は気に入ってもらえるだろうか?」と問うてはいけません。「それは本物だろうか?」と考えてください。あなたの仕事が本物であれば、批判が届くことはありません。
P259
墓場までの小道をすべて自分自身で切り開け
他人が考えたり言ったりしたことは無価値だと留意せよ
道について疑問があれば自分の魂だけに尋ねよ
P276
自分が与えたすべての思考と行動に対して、それとちょうど等価なものを受け取ります。偉大なる法則は、当然支払われるべきものについて、誰に対してもごまかすことがありません。
P277
人が世俗のもので豊かになるには、投資するだけの十分な資本を貯めるまで、浪費を避け、財源を有効に使わなければなりません。それから、小さな資本の蓄えを思慮深く投資しなければなりません。精神的な物事で豊かになろうとする人も、浪費を避け、精神的な財源を有効に使わなければなりません。おしゃべりや衝動を抑制して、ムダなおしゃべり、うぬぼれた議論、短気の爆発などにエネルギーを浪費しないようにしなければなりません。
自分の心に「奇跡のタネ」をまく人
P46
より一層のエネルギーを得るには、現在持っているエネルギーを最大限に使わなければならない。そういう人にしか、新たなエネルギーは与えられないからだ。精力的に仕事に取り組む人間だけが、パワーと自由を手にすることができるのである。
P79
余暇を持つ目的は、心身ともに活力を回復し、本業の仕事に向けるパワーを増大させることにある。したがって、余暇は目的ではなく手段であり、そのことを常に頭に入れておかなければならない。
P82
くつろぐことが効果的な役割を果たすのは、労働という目標をサポートするために用いられるときだけだ。休息とは、より良い労働ができるようにするためのもので、怠惰にふけるためにあるのではないのだ。労働と休息とが絶妙なバランスで保たれれば、健康と幸福と繁栄に大きく貢献してくれるはずだ。
P104
労せずにお金を手に入れる方法を熱心に考えている人間は、すなわちペテン師であり、精神的には泥棒や詐欺師にきわめて近い。
P150
人間の成功は、社会に対するその人の有用性で測ることができる。有用な人というのは、空論ではなく、行動によって役に立つのである。
P204
自らの心から偽りを取り去り、本物だけを抱いている人には、他人の真偽を見極める力が備わる。
アレンの言葉 366日
P26
問題はすべて内側にあります。目に見えるものは、あなたの内面を映しだしているに過ぎないのです。
P149
悪は、抵抗するほどの価値がありません。善の実践こそ、このうえないものです。
P150
悪の体質を持つ相手に対する抵抗は、あなた自身も悪の体質を持つことになるのです。

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