コロナに殺されないたった1つの方法 まとめ
- 2023/05/15
P30
肥満になると脂肪をたくさん含む脂肪細胞は炎症を起こす情報伝達分子の炎症性サイトカインを放出するようになります。ですから、BMIが30以上もある非常に太った人は全身の細胞に炎症が起こった状態になっているのです。
全身に炎症が起こった状態では、当然、がん細胞、インフルエンザウイルス、新型コロナウイルスに感染された細胞を殺す自然免疫(NK細胞)の活性が低くなります。つまり、BMIが30以上もある太った人は簡単に新型コロナウイルスの増殖を許してしまうのです。
国民の中に非常に高い割合で肥満者がいれば、新型コロナウイルスは容易に感染を広げることができるのです。反対に、国民の中に肥満者が少なければ、感染しない人が多くなり、この人たちが感染を広げない盾となるのです。
P69
大腸に酪酸菌が増えるとNK活性が上昇することは多くの論文で報告されています。これに対して、ビフィズス菌が増えてもNK活性が大きく上がることはありません。
P70
コロナウイルスに曝された人の80%は無感染で終わります。大腸の酪酸菌を増やしておけばどんなにウイルスに曝されても無症状または無感染となりますので、抗体がなくても心配いりません。重症化して亡くなるのはサイトカインストームという自分の獲得免疫系の暴走が原因なのです。
P72
大腸の酪酸菌を増やす食物繊維をたくさん食べていると、免疫寛容の担い手であるTレグ細胞が増え、あっという間に食物アレルギーは治ります。花粉症も喘息も鼻や気管支で炎症反応が起こることが原因です。これらの病気も獲得免疫の暴走によって起こるのです。獲得免疫の暴走は組織に配置されたTレグが抑えます。Tレグは大腸で酪酸が大量にあるとつくられます。ですから、酪酸菌を増やす食物繊維をたくさん食べていると、アレルギーなどの獲得免疫の暴走は短時間(5~6時間)で治るのです。
大腸の酪酸が多い場合、新型コロナウイルスはほとんどの方で自然免疫で撃退されます。万が一、自然免疫でウイルスを除去することができず、肺などに感染が広がり獲得免疫が動き出した場合でも、Tレグが増えていますので、サイトカインストームを強く抑えます。
P81
抗生物質を頻繁に摂っていると、酪酸菌はすぐに死滅してほとんどいなくなります。また、ビフィズス菌も抗生物質に弱い細菌で、簡単に死滅します。
大腸の酪酸菌が減少すると起こる主な病気:花粉症、喘息、アトピー性皮膚炎、食物アレルギー、ペットアレルギー、便秘と下痢症、痔、関節リウマチ、潰瘍性大腸炎、多発性硬化症、膠原病、パーキンソン病、うつ病、パニック障害、自律神経失調症、睡眠障害、発達障害
P87
大腸の酪酸を増やせば血流がよくなります。大腸の酪酸を増やせば、軽い運動も熱めのお風呂も必要ありません。
さらに、大腸の酪酸を増やせば脳の炎症が抑えられてストレスが軽減されます。ですから、大腸の酪酸を増やせばストレスを軽減するための努力も必要ありません。
私の結論は、「大腸の酪酸を増やすだけで免疫力は上がる。その他は不要」です。
P90
ゴボウ、キクイモ、ヤーコンなどのキク科植物の根に多量含まれるフラクトオリゴ糖類は酪酸菌を増やします。フラクトオリゴ糖類はネギ、タマネギ、ニンニクなどのネギ属にも含まれます。
P92
新型コロナウイルスはほとんどの人で自然免疫で処理できる病原体なのです。大腸の酪酸菌が増えていれば、自然免疫で簡単に撃退できるウイルスなのです。
P94
ヨーグルトが体によいのは、乳酸菌でなく、含まれるタンパク質やオリゴ糖が健康によいのです。
P113
フラクトオリゴ糖類を1日10~30g摂れば次の日に大腸の酪酸菌は5倍くらいに増えます。
P124
肥満を解消するには糖質制限を行うことがいちばん楽です。なぜかというと、糖質制限を行うと一日中空腹感が無くなるからです。
糖質過剰食を摂っている人は、食後4~5時間経つと、血糖値が下がりブドウ糖が欠乏状態となることからエネルギー不足になり、強い空腹感を感じます。
P129
基本的に食事では「おかず」だけを食べるということです。「おかず」だけではカロリーが不足しますので、高カロリー食品であるチーズ、ナッツ類、豆類を多く食べる必要があります。
P131
糖質制限で改善することを確認した症状
・2型糖尿病
・高血圧
・高脂血症特に中性脂肪値の低下
・脂漏性皮膚炎(頭皮湿疹やマラセチア毛包炎)とニキビなどの皮膚疾患
・歯周病
・片頭痛
・肥満特に内臓脂肪量の低下
・逆流性食道炎
・軽度認知障害
・肥満
・体のむくみ
P132
糖質制限で予防できる病気
・動脈硬化が原因となって起こる脳梗塞と心筋梗塞
・脳の血流が悪くなって起こるさまざまな認知症
・目の血管の血流が悪くなって起こる緑内障、加齢黄斑変性、糖尿病網膜症
・耳の血流が悪くなって起こる加齢性難聴
・鼻の血流が悪くなって起こる嗅覚障害
・ストレスとリンパ水腫が原因で起こるメニエール病
・コラーゲンの糖化によって起こる骨粗しょう症、変形性膝関節症、椎間板ヘルニアなど
・インスリンの過剰分泌から生ずる靭帯や腱の肥厚が原因で起こる脊柱管狭窄症、手根管症候群など
P139
大腸の酪酸菌が増えるとTレグ細胞が増え、これによって全身の炎症が抑えられる。その結果、アレルギー、自己免疫疾患、精神疾患の症状が改善される。精神疾患は脳の炎症が原因で起こるのです。
P145
生活習慣病の原因は「大腸の酪酸菌が少ない」と「糖質の摂りすぎ」の2つです。
肌の痒み、喘息、鼻炎、痔などはアレルギーが原因で起こりますので、フラクトオリゴ糖を含む食品をたくさん摂れば治ります。
頭皮湿疹はビタミンDを1日10000ユニット摂れば治ります。
関節リウマチや潰瘍性大腸炎はアレルギーの一つですので、フラクトオリゴ糖を含む食品をたくさん食べていれば予防できます。
うつはフラクトオリゴ糖を含む食品をたくさん食べれば、数日で治ります。
インフルエンザはフラクトオリゴ糖を含む食品をたくさん食べていれば、感染されることはありません。
軽度認知機能障害は、糖質制限をすればすぐに治る。
膝関節が痛くなる変形性膝関節症と背中が痛くなる脊柱管狭窄症は糖質の摂りすぎによって起こります。
P153
強い体を作るには、米や麦や蕎麦などを食べていてはいけないのです。
フラクトオリゴ糖
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アメリカ産ピーナッツ。主食の代わりや、おやつにポリポリ食べると良い。タンパク質25%。
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最近の食事メニュー。チョコバナナ、鶏むね肉のスープ、ピーナッツ。飲み物は写真の玄米茶か、紅茶にフラクトオリゴ糖を入れたもの。

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