東大に独学で入る方法。合格に必要な勉強時間は3000時間。
- 2012/03/11
東大には3000~4000時間の勉強で入れる。1日8時間勉強するなら1年~1年半。
自分の場合は、21歳から始めて2年半のブランクを経て25歳で理2に受かった。合計1年半位で4000時間位勉強した。1年にまとめていけば3000時間でいけると思う。
★東大受験は最高の教育。脳トレにも最適。
・無料でできる(参考書代のみ)
・受験用参考書は良書が多い。
・学校教育とは比べ物にならないくらい教育効果が高い。1年(3000時間)で東大レベルの頭脳に。
最近は、少子化とゆとり教育のおかげでかなり入りやすくなってるのでおすすめ。
★配点と勉強時間配分
国語、80、300時間
数学、120、1000時間
英語、120、1000時間
理科、120、1000時間
社会、12、100時間(センター)
・好きな科目を多めでいい。
・英語だけは受験以外でも役に立つので英語重視でやるのがおすすめ。合格点は50%強だが、英語がTOEIC900点レベルの実力があれば100点位とれるので他が40%強でも受かる。TOEICを受けて試験に慣れておくのもいい。
★1日の時間の使い方
睡眠、8時間
勉強、10時間
食事、3時間
運動、40分
風呂、20分
掃除、10分
娯楽、1時間50分
・勉強時間は1日8時間位がいい。1日8時間でも1年で3000時間位になるので十分。
・センター1ヶ月前からは1日10時間にする。試験前1週間は12時間位にして、試験後に2日位休む。
・普段の勉強の集中力は試験本番を100とすると75位の感じ。
・1日16時間とかで数ヶ月で一気に終わらせてもいいし、1日の分量を決めてさっさと終わらせて終わったら遊びでもいい。
・だらだらやるよりは集中力アップと効率化で、時間当たりの勉強量を増やす。
・ノルマをこなすというより、時間があったらもっと勉強したい、もっと先に進めたいという気持ちになってくるといい。
グラフにすると↓のような感じ。(1目盛り10分)

・勉強時間はキッチンタイマーを60分にセットして2回計る。
・60分で10ページなどのように目標を決めてやる。
・勉強時間は勉強量でカウントする。普通のペースで60分で10ページ進むとしたら、10時間だらだら勉強して50ページしか進まなかったら5時間とカウントする。学校や予備校の講義は効率が悪いので2~3時間で1時間とカウントする。また、すでに分かっている事の講義を聞いても意味がないので、その場合は勉強時間にはカウントしない。
娯楽は海外ドラマがおすすめ。
・楽しみながら英語の勉強になる。1日2話(1時間半)見れば1年で548時間も英語のリスニングの練習ができる。
・腕振り運動を同時にやるといい運動にもなるし、寝る前にやれば寝付きが良くなってぐっすり眠れる。(節約も兼ねて電気を消して見るといい)
・コスパがいい。Amazonプライムビデオで年間4900円で見放題。Fire TVでテレビにも映せる。
★時間の管理
・1日に1枚、A6(105mm x 148mm)のメモ用紙を使って、やった事などを↓のように記入する。
・上側をダブルクリップで止めて3ヶ月ごとに束にして整理する。

・勉強時間は↓のようなカレンダーに記入する。1ヶ月ごとに集計して右側に記入する。
・願書の締め切りや、試験日などの予定も記入しておく。

ファイルはこちら(無料のLibreOfficeで開ける)。
★やる気の出し方
毎朝起きたら掃除しながら↓の2冊の付属CDの4倍速の部分を聞くといい。多少やる気が出る。(本は読む必要はない)
・CDからWAVファイルへの読み込みはWindows Media Playerでできる(設定で直接MP3ファイルにもできる)。
・WAV→MP3変換は零'sリトルエンコーダでできる。操作がドラッグ&ドロップのみで簡単。
・他のオーディオブックなどでもいい。通常速度の音声を高速再生に変換するにはLilithを使う。4倍速だと聞き取りにくくなるので3倍速位がおすすめ。
★長時間勉強するコツ
・長時間勉強するコツは「毎日」長時間勉強して波に乗ること。1日10時間でも毎日やると大して苦にならない。逆に、丸1日勉強しないと戻すのが大変。(月曜に学校が辛く感じるのと同じ)
・休んだあと勉強モードに戻すのが一番大変だが、それには英単語(英熟語)のCDを聞くのが受動的にできて楽なのでおすすめ。勉強に慣れてない人は、英単語(英熟語)のCDを1日10時間聞く事から始めるといい。
・勉強をする意志力は、筋トレの筋肉と同じで負荷を与える事で強化できる。最初は30分しか集中力が持たなくても、そこで踏ん張って負荷を与えると、苦もなく勉強できる時間がどんどん伸びていく。
・食事の時間などには、↑に書いたグラフのような一日の理想的なスケジュールを思い浮かべて潜在意識にインプットしていくといい。意識エネルギーを勉強に注いでいくイメージ。
★参考書の使い方(理科・社会などの暗記科目)
参考書はマーカーを使いながら読むといい。
覚えるキーワードをマーカーで塗って、そのキーワードの説明部分に下線を引く。
それによって覚える部分が明確になって記憶に残りやすくなるし、復習しやすくなる。
1回目に読む時はどこが重要か分かりにくいから最重要な部分だけ塗っていけばいい。
1通り読み終わったら、マーカーで塗った部分だけを見直す。数分で全体を見直せると思うので、それを何回かやって重要部分をまず頭に入れる。
2回目に読む時は1回目より塗る部分を増やす。あとはそれの繰り返し。
マーカーの色は赤だと裏ににじむのでピンクがおすすめ。
★問題集の使い方
不正解だった問題に印をつけて、解説部分の重要なところをマーカーで塗っておく。
2回目からは不正解だった問題だけをやる。
復習はマーカーで塗ったところだけを見直せば、かなり短時間でできる。
★Tips
・受験の基本は健康、健康の基本は食生活。
・他人とは比べない方がいいが、他人に勝ちたい競争心があるならそれを努力につなげるといい。基本的には、他人は気にせず、自分の人生を最高に活かす事だけを考える。
・親が邪魔になったり環境がマイナスになる場合は自立するといい。家賃2万以下の所に住めば月9万で暮らせる。
・学校での勉強は効率が悪いので行かない方がいい。予備校もお金がもったいないし効率も学校と大して変わらないと思う。
・勉強はスポーツや仕事と同じで経験を積むほど効率的にできるようになる。勉強は頭の良し悪しもあるけど、上手い下手(又は向き不向き)の問題だと思う。ただし、漫然とやっててもうまくならないので工夫・改善・効率化を意識してやるといいと思う。
・東大型模試は1回は受けた方がいい。採点が厳しくて点が取りにくいのが実感できる。でもセンターで8割取れない段階で受けてもあまり身にならないと思う。センターの問題は自己採点できるからセンター型模試は受ける必要はない。
・最初はセンター8割を目標に勉強するといいと思う。試験対策は過去問をやるのが定石だが、いきなり東大の過去問をやってもさっぱりわからないだろうし自己採点もできないだろうからパラパラ見ておく程度でいい。
・センター1ヶ月前からは総復習と問題演習のみで新しい事はやらない。
・センター本番では9割取りたいところ。センター110点、2次440点の配分だからセンターでは8割と9割で11点しか差がつかないけど、その差がかなり大きい。
・眠気対策には、眠くなったら腕振り運動をやるかFPS系ゲームなどで目を覚ますといい。
・朝起きられなかったり昼眠くなったりする場合は、眠い時に寝たいだけ寝るようにするといい。それで自分にとってベストな睡眠周期を把握して試験日に朝から起きてられるように調整するといい。私はそうやって1日25時間位の周期で暮らしている。

・騒音対策には部屋の防音が効果的。耳栓かイヤーマフでもいい。

★秘密兵器
「コンセントレーション」というCDを聞きながら作業すると長時間疲れずに集中できる。音は↓のMeditationのサンプルとほぼ同じ(ゴォォォという均一の音のみ)。カナル型イヤホン
で聞けば耳栓の替わりにもなる。
CDはMP3プレイヤーに入れて流しっぱなしにしておくとすぐ使えて便利。USB充電器につないでおけば充電も不要。CDの取り込みはWindows Media Playerで出来る。(取り込むとマイミュージックフォルダにファイルが作成される)
★サプリメント
記憶力アップにはDHA。脳の活性化にはイチョウ葉エキス。イチョウは東大の校章にも使われている。


かぜ予防にはビタミンC粉末とマヌカハニーをぬるま湯に溶かしたものを飲むといい。また、はちみつはすぐに吸収されてエネルギーとして利用できるため、頭を使いすぎてフラフラになってもこれを飲むとすぐに回復する。試験当日の水分補給にも最適。


★精神面
心配事や心のわだかまりはノートに書き出すといい。そうすると頭が整理されて思考の堂々めぐりがなくなるし、ネガティブな感情も心に残りにくくなる。
不安感を減らすには勉強して学力を上げて受かる確率を上げていくしかない。
不安感は危機感とも言えるのでサボらずに勉強するにはかえってプラスになる。不安に感じる部分を1つ1つ減らしていく事が合格につながる。
目標は「生産性の最大化」のみでいい。例えば1時間何ページのスピードで1日何時間勉強する、など。そうすれば、いつでも「今この瞬間」に目標を達成できるし、「今この瞬間」に意識を集中できる。
何事も結果は自分で決める事はできないので、結果に対してこうあって欲しいという思いがあるとストレスになる。
自分で決められるのは日々の行動だけだから結果を心配するより今日の勉強で最高の効率を出す事だけを考えた方がいい。
それで受かる確率が最大になるし、あとは本番の出来次第。これでダメならしょうがないと思える位の努力をしてあとは結果が出るのを待つ。
★勉強法
勉強法の本は「一発逆転 秘 裏ワザ勉強法」がおすすめ。
以下は科目別の勉強法
基本は少な目の参考書を何度も繰り返して、あとは問題演習。
自分がメインで使ったのは↓(最新版じゃないかもしれないので注意)。参考書は本屋で手に取って気に入ったものを選ぶといい。
★数学
・理解しやすいシリーズで基本をやったあと、センター問と予想問で8割以上取れるまで問題演習をする。
・その後、青チャートなどの少し難易度の高いものをやる。それ以上の難易度のものはいらないと思う。
・あとは計算力アップと、青チャートレベルまでの問題をすばやく解けるようにする。難問を解くよりセンター満点を30分で取れるような学力を目指す。
・計算用紙はコピー用紙を使うといい。
・参考書は例題だけでいい。
・参考書は、最初は内容を理解しながら3周位読む、公式は丸暗記する。その後に例題を自力で解いてみて、解けなかった問題に印を付ける。次に、印を付けた問題だけを3周位読む。その際、問題を見てすぐに解法が思い浮かぶ場合は読み飛ばしていい、3周目位にはほとんど読み飛ばせるので短時間でできる。その後に、印を付けた問題だけを自力で解いてみて解けなかった問題に印を付ける。以上の流れを、例題が全部解けるようになるまで繰り返す。復習は問題を見て解法を思い浮かべるだけにすると短時間でできる。
★英語
「英単語センター1500」と「英熟語センター750」と「英語重要構文400」をメインに使った。
使い方はCDを通して聴くのを繰り返す。10回も聴けば大体覚えると思う。構文は暗記するのではなく英文を頭の中で解析して意味を取りながら聴く。
CDを聴いてて文法が分からない部分があったら「コンプリート高校総合英語」で調べる。この本も一通りやって、その後、「新英頻」で文法の間違いやすい部分をチェック。
基本単語に抜けがある場合は「データベース3000基本英単語・熟語」も使う。
あと、上記だけでは若干語彙力不足なので「英単語ターゲット1900」と「英熟語ターゲット1000」をやる。
あとは適当な問題集をやるかセンター問・予想問で8割取れるまでやって、その後、東大過去問・予想問をやる。
ヘッドホンはHA-RZ510が軽くて長時間使っても疲れにくく音がクリアでおすすめ。
★理科
地学がおすすめ。(既に物理・化学を勉強してるならわざわざ変更する必要はない)
最近の傾向は知らないけど、自分が受けた頃は大問1個が穴埋めだけだったので60分で解けて、もう1つの科目に90分かけられた。
勉強方法は理解しやすいシリーズをやったあと、地学Ⅱは参考書が出てないので教科書をやった。
あとは適当な問題集とセンター問、予想問、東大過去問・予想問など。
(旧課程)
もう1科目は生物を取った。
基本の参考書はチャート式を使った。
その後、適当な問題集をやった後に過去問と予想問。
★国語
古文は単語と文法を暗記した後、適当な問題集やセンター問。
漢文は「早覚え即答法」を暗記した後、センター問。
現代文は漢字の暗記をやって、「現代文重要語」を読んだ後に、適当な問題集やセンター問。
★社会(センター)
自分が受けた頃は倫理だけで1科目だったので倫理を選んだ。(今は倫理・政経で1科目)
勉強方法は「新ひとりで学べる倫理」と「一問一答倫理用語問題集」で用語を暗記して、あとはセンター問。
★動画
★私の勉強時間と結果
1年目・・・14ヶ月で2743h、理3不合格D(センター81%)
2年目・・・受けず(親から自立)
3年目・・・1ヶ月で429h、理2不合格A(センター78%)
4年目・・・3ヶ月で907h、理2合格(センター89%)
合計18ヶ月で4079時間
・3年目には上記以外にフルタイムで働きながら4ヶ月で530h勉強した。
・2年目以降、親からの支援はなし。学費も自分で払った。
・高校は偏差値60くらいの公立。卒業に必要な日数しか出席しなかったので成績は悪かった。現役で受験はしていない。受験歴は上記のみ。
反省点
・最初から理2を受ければよかった。2年計画にせずに、残り数ヶ月でも、すぐに受ければよかった。センターの願書締切(10月中旬)に間に合えば受けられる。
・親が妨害してきたのと環境が悪かったので、受験を中断して先に自立すれば良かった。妨害してくる人も多いので受験をやる事は誰にも言わなければよかった。
・受験より先にお金を効率よく稼げるようにすれば良かった。3000時間勉強しても就職にはプラスにならず月収15万にしかならなかった。それをコツコツ貯めたお金を資格取得に注ぎ込んで、4年目には月収60万までいった。

★浪人生活
試験に不合格になるのは2通りのパターンがある。
1つ目は勉強不足で実力が足りないパターン。こちらは当然の結果なので問題ない。
2つ目は実力は足りてるけど何らかの要因で運悪く不合格になるパターン。こちらは翌年また受ければいいので問題ない。
浪人が決まった時点で、次回まで1年あると思いがちだが、4月から開始とすると、次のセンターまで9ヶ月半しかない。
しかし、9ヶ月半もあるとダレてしまうし、丸1年勉強だけにかけるのはもったいない。
だから、気分転換も兼ねて半年位働くといい。そうすると残りは3ヵ月半だから集中して勉強できる。
それに半年働くなら落ちても3ヶ月半待てばいいだけだから滑り止めはいらない。東大後期も翌年のスタートが1ヶ月遅れるし受けないでいい。
★学歴取得の費用対効果
・旧帝か駅弁理系以外に入るなら中卒で就職した方がいい。大学に入ると給料の高い会社に就職しないと元が取れない。大卒の肩書が欲しいなら、中卒で働きながら大検→放送大学(4年で70万)がコスパがいいと思う。
・高校は行かないで大検を取った方がいい。高校は受験に不利になるし、同年代と交流できる以外にメリットがない。行くにしても1年で大検を取って、早めに辞めて受験に集中した方がいい。その方がお金の節約にもなる。
高校に行くコスト・・・中卒年収232万x3年=696万、高校授業料100万、合計796万
大学に行くコスト・・・中卒年収232万x4年=928万、大学授業料300万、合計1228万
合計2024万。年利5%で運用すると年収100万。
中卒の年収は22歳時点で、年収232万+運用益年100万=年収332万だから、大卒はそれ以上稼げないと元が取れない。(大卒の初年度平均年収は318万)
お金の運用は家を買って自分で住めば実質年利5%は確実だし、中卒の年収も上がっていくだろうから実際はもっと差が付く。大卒の方が年収の伸びしろは大きいと思うが、手取りで考えると累進課税があるため2000万の差を埋めるのは難しい。
■生涯賃金

運用益4000万を加味して手取りで考えるとほとんど差はなくなる。残りの差は個人の能力の差。低学歴に能力の低い人が多く、高学歴に能力の高い人が多いというだけ。おそらく大卒の下位50%の層は元が取れてないと思う。
★子供に東大レベルの学力を付けさせる方法
・おもちゃなどをご褒美にして勉強させるといい。東大に入るための勉強量が3000時間だから、ご褒美代を1時間500円とすると、たった150万円で東大レベルの学力を付けさせられる。(小中高12年・144ヶ月に分けると月1万位)
・私立や塾にお金をかけるより、子供のやる気につながるものを成功報酬で与える方がいい。例えば、大学に合格したら、大学の近くにワンルームマンションを借りてあげるというのがいいと思う。
・東大に入る人と平均的な大学に入る人の勉強量は1日30分の差しかない(小中高12年・4380日で2190時間)。なので、塾に行くよりは往復にかかる時間を勉強に充てた方がいい。
・1日1分の違いが長期間では大きな差になるので、日常生活で時間のロスが発生しないように家庭環境を整える。
教材は市販のドリルでいい。
自分の場合は、21歳から始めて2年半のブランクを経て25歳で理2に受かった。合計1年半位で4000時間位勉強した。1年にまとめていけば3000時間でいけると思う。
★東大受験は最高の教育。脳トレにも最適。
・無料でできる(参考書代のみ)
・受験用参考書は良書が多い。
・学校教育とは比べ物にならないくらい教育効果が高い。1年(3000時間)で東大レベルの頭脳に。
最近は、少子化とゆとり教育のおかげでかなり入りやすくなってるのでおすすめ。
★配点と勉強時間配分
国語、80、300時間
数学、120、1000時間
英語、120、1000時間
理科、120、1000時間
社会、12、100時間(センター)
・好きな科目を多めでいい。
・英語だけは受験以外でも役に立つので英語重視でやるのがおすすめ。合格点は50%強だが、英語がTOEIC900点レベルの実力があれば100点位とれるので他が40%強でも受かる。TOEICを受けて試験に慣れておくのもいい。
★1日の時間の使い方
睡眠、8時間
勉強、10時間
食事、3時間
運動、40分
風呂、20分
掃除、10分
娯楽、1時間50分
・勉強時間は1日8時間位がいい。1日8時間でも1年で3000時間位になるので十分。
・センター1ヶ月前からは1日10時間にする。試験前1週間は12時間位にして、試験後に2日位休む。
・普段の勉強の集中力は試験本番を100とすると75位の感じ。
・1日16時間とかで数ヶ月で一気に終わらせてもいいし、1日の分量を決めてさっさと終わらせて終わったら遊びでもいい。
・だらだらやるよりは集中力アップと効率化で、時間当たりの勉強量を増やす。
・ノルマをこなすというより、時間があったらもっと勉強したい、もっと先に進めたいという気持ちになってくるといい。
グラフにすると↓のような感じ。(1目盛り10分)

・勉強時間はキッチンタイマーを60分にセットして2回計る。
・60分で10ページなどのように目標を決めてやる。
・勉強時間は勉強量でカウントする。普通のペースで60分で10ページ進むとしたら、10時間だらだら勉強して50ページしか進まなかったら5時間とカウントする。学校や予備校の講義は効率が悪いので2~3時間で1時間とカウントする。また、すでに分かっている事の講義を聞いても意味がないので、その場合は勉強時間にはカウントしない。
娯楽は海外ドラマがおすすめ。
・楽しみながら英語の勉強になる。1日2話(1時間半)見れば1年で548時間も英語のリスニングの練習ができる。
・腕振り運動を同時にやるといい運動にもなるし、寝る前にやれば寝付きが良くなってぐっすり眠れる。(節約も兼ねて電気を消して見るといい)
・コスパがいい。Amazonプライムビデオで年間4900円で見放題。Fire TVでテレビにも映せる。
★時間の管理
・1日に1枚、A6(105mm x 148mm)のメモ用紙を使って、やった事などを↓のように記入する。
・上側をダブルクリップで止めて3ヶ月ごとに束にして整理する。

・勉強時間は↓のようなカレンダーに記入する。1ヶ月ごとに集計して右側に記入する。
・願書の締め切りや、試験日などの予定も記入しておく。

ファイルはこちら(無料のLibreOfficeで開ける)。
★やる気の出し方
毎朝起きたら掃除しながら↓の2冊の付属CDの4倍速の部分を聞くといい。多少やる気が出る。(本は読む必要はない)
・CDからWAVファイルへの読み込みはWindows Media Playerでできる(設定で直接MP3ファイルにもできる)。
・WAV→MP3変換は零'sリトルエンコーダでできる。操作がドラッグ&ドロップのみで簡単。
・他のオーディオブックなどでもいい。通常速度の音声を高速再生に変換するにはLilithを使う。4倍速だと聞き取りにくくなるので3倍速位がおすすめ。
★長時間勉強するコツ
・長時間勉強するコツは「毎日」長時間勉強して波に乗ること。1日10時間でも毎日やると大して苦にならない。逆に、丸1日勉強しないと戻すのが大変。(月曜に学校が辛く感じるのと同じ)
・休んだあと勉強モードに戻すのが一番大変だが、それには英単語(英熟語)のCDを聞くのが受動的にできて楽なのでおすすめ。勉強に慣れてない人は、英単語(英熟語)のCDを1日10時間聞く事から始めるといい。
・勉強をする意志力は、筋トレの筋肉と同じで負荷を与える事で強化できる。最初は30分しか集中力が持たなくても、そこで踏ん張って負荷を与えると、苦もなく勉強できる時間がどんどん伸びていく。
・食事の時間などには、↑に書いたグラフのような一日の理想的なスケジュールを思い浮かべて潜在意識にインプットしていくといい。意識エネルギーを勉強に注いでいくイメージ。
★参考書の使い方(理科・社会などの暗記科目)
参考書はマーカーを使いながら読むといい。
覚えるキーワードをマーカーで塗って、そのキーワードの説明部分に下線を引く。
それによって覚える部分が明確になって記憶に残りやすくなるし、復習しやすくなる。
1回目に読む時はどこが重要か分かりにくいから最重要な部分だけ塗っていけばいい。
1通り読み終わったら、マーカーで塗った部分だけを見直す。数分で全体を見直せると思うので、それを何回かやって重要部分をまず頭に入れる。
2回目に読む時は1回目より塗る部分を増やす。あとはそれの繰り返し。
マーカーの色は赤だと裏ににじむのでピンクがおすすめ。
★問題集の使い方
不正解だった問題に印をつけて、解説部分の重要なところをマーカーで塗っておく。
2回目からは不正解だった問題だけをやる。
復習はマーカーで塗ったところだけを見直せば、かなり短時間でできる。
★Tips
・受験の基本は健康、健康の基本は食生活。
・他人とは比べない方がいいが、他人に勝ちたい競争心があるならそれを努力につなげるといい。基本的には、他人は気にせず、自分の人生を最高に活かす事だけを考える。
・親が邪魔になったり環境がマイナスになる場合は自立するといい。家賃2万以下の所に住めば月9万で暮らせる。
・学校での勉強は効率が悪いので行かない方がいい。予備校もお金がもったいないし効率も学校と大して変わらないと思う。
・勉強はスポーツや仕事と同じで経験を積むほど効率的にできるようになる。勉強は頭の良し悪しもあるけど、上手い下手(又は向き不向き)の問題だと思う。ただし、漫然とやっててもうまくならないので工夫・改善・効率化を意識してやるといいと思う。
・東大型模試は1回は受けた方がいい。採点が厳しくて点が取りにくいのが実感できる。でもセンターで8割取れない段階で受けてもあまり身にならないと思う。センターの問題は自己採点できるからセンター型模試は受ける必要はない。
・最初はセンター8割を目標に勉強するといいと思う。試験対策は過去問をやるのが定石だが、いきなり東大の過去問をやってもさっぱりわからないだろうし自己採点もできないだろうからパラパラ見ておく程度でいい。
・センター1ヶ月前からは総復習と問題演習のみで新しい事はやらない。
・センター本番では9割取りたいところ。センター110点、2次440点の配分だからセンターでは8割と9割で11点しか差がつかないけど、その差がかなり大きい。
・眠気対策には、眠くなったら腕振り運動をやるかFPS系ゲームなどで目を覚ますといい。
・朝起きられなかったり昼眠くなったりする場合は、眠い時に寝たいだけ寝るようにするといい。それで自分にとってベストな睡眠周期を把握して試験日に朝から起きてられるように調整するといい。私はそうやって1日25時間位の周期で暮らしている。

・騒音対策には部屋の防音が効果的。耳栓かイヤーマフでもいい。

★秘密兵器
「コンセントレーション」というCDを聞きながら作業すると長時間疲れずに集中できる。音は↓のMeditationのサンプルとほぼ同じ(ゴォォォという均一の音のみ)。カナル型イヤホン
CDはMP3プレイヤーに入れて流しっぱなしにしておくとすぐ使えて便利。USB充電器につないでおけば充電も不要。CDの取り込みはWindows Media Playerで出来る。(取り込むとマイミュージックフォルダにファイルが作成される)
★サプリメント
記憶力アップにはDHA。脳の活性化にはイチョウ葉エキス。イチョウは東大の校章にも使われている。


かぜ予防にはビタミンC粉末とマヌカハニーをぬるま湯に溶かしたものを飲むといい。また、はちみつはすぐに吸収されてエネルギーとして利用できるため、頭を使いすぎてフラフラになってもこれを飲むとすぐに回復する。試験当日の水分補給にも最適。


★精神面
心配事や心のわだかまりはノートに書き出すといい。そうすると頭が整理されて思考の堂々めぐりがなくなるし、ネガティブな感情も心に残りにくくなる。
不安感を減らすには勉強して学力を上げて受かる確率を上げていくしかない。
不安感は危機感とも言えるのでサボらずに勉強するにはかえってプラスになる。不安に感じる部分を1つ1つ減らしていく事が合格につながる。
目標は「生産性の最大化」のみでいい。例えば1時間何ページのスピードで1日何時間勉強する、など。そうすれば、いつでも「今この瞬間」に目標を達成できるし、「今この瞬間」に意識を集中できる。
何事も結果は自分で決める事はできないので、結果に対してこうあって欲しいという思いがあるとストレスになる。
自分で決められるのは日々の行動だけだから結果を心配するより今日の勉強で最高の効率を出す事だけを考えた方がいい。
それで受かる確率が最大になるし、あとは本番の出来次第。これでダメならしょうがないと思える位の努力をしてあとは結果が出るのを待つ。
★勉強法
勉強法の本は「一発逆転 秘 裏ワザ勉強法」がおすすめ。
以下は科目別の勉強法
基本は少な目の参考書を何度も繰り返して、あとは問題演習。
自分がメインで使ったのは↓(最新版じゃないかもしれないので注意)。参考書は本屋で手に取って気に入ったものを選ぶといい。
★数学
・理解しやすいシリーズで基本をやったあと、センター問と予想問で8割以上取れるまで問題演習をする。
・その後、青チャートなどの少し難易度の高いものをやる。それ以上の難易度のものはいらないと思う。
・あとは計算力アップと、青チャートレベルまでの問題をすばやく解けるようにする。難問を解くよりセンター満点を30分で取れるような学力を目指す。
・計算用紙はコピー用紙を使うといい。
・参考書は例題だけでいい。
・参考書は、最初は内容を理解しながら3周位読む、公式は丸暗記する。その後に例題を自力で解いてみて、解けなかった問題に印を付ける。次に、印を付けた問題だけを3周位読む。その際、問題を見てすぐに解法が思い浮かぶ場合は読み飛ばしていい、3周目位にはほとんど読み飛ばせるので短時間でできる。その後に、印を付けた問題だけを自力で解いてみて解けなかった問題に印を付ける。以上の流れを、例題が全部解けるようになるまで繰り返す。復習は問題を見て解法を思い浮かべるだけにすると短時間でできる。
★英語
「英単語センター1500」と「英熟語センター750」と「英語重要構文400」をメインに使った。
使い方はCDを通して聴くのを繰り返す。10回も聴けば大体覚えると思う。構文は暗記するのではなく英文を頭の中で解析して意味を取りながら聴く。
CDを聴いてて文法が分からない部分があったら「コンプリート高校総合英語」で調べる。この本も一通りやって、その後、「新英頻」で文法の間違いやすい部分をチェック。
基本単語に抜けがある場合は「データベース3000基本英単語・熟語」も使う。
あと、上記だけでは若干語彙力不足なので「英単語ターゲット1900」と「英熟語ターゲット1000」をやる。
あとは適当な問題集をやるかセンター問・予想問で8割取れるまでやって、その後、東大過去問・予想問をやる。
ヘッドホンはHA-RZ510が軽くて長時間使っても疲れにくく音がクリアでおすすめ。
★理科
地学がおすすめ。(既に物理・化学を勉強してるならわざわざ変更する必要はない)
最近の傾向は知らないけど、自分が受けた頃は大問1個が穴埋めだけだったので60分で解けて、もう1つの科目に90分かけられた。
勉強方法は理解しやすいシリーズをやったあと、地学Ⅱは参考書が出てないので教科書をやった。
あとは適当な問題集とセンター問、予想問、東大過去問・予想問など。
(旧課程)
もう1科目は生物を取った。
基本の参考書はチャート式を使った。
その後、適当な問題集をやった後に過去問と予想問。
★国語
古文は単語と文法を暗記した後、適当な問題集やセンター問。
漢文は「早覚え即答法」を暗記した後、センター問。
現代文は漢字の暗記をやって、「現代文重要語」を読んだ後に、適当な問題集やセンター問。
★社会(センター)
自分が受けた頃は倫理だけで1科目だったので倫理を選んだ。(今は倫理・政経で1科目)
勉強方法は「新ひとりで学べる倫理」と「一問一答倫理用語問題集」で用語を暗記して、あとはセンター問。
★動画
★私の勉強時間と結果
1年目・・・14ヶ月で2743h、理3不合格D(センター81%)
2年目・・・受けず(親から自立)
3年目・・・1ヶ月で429h、理2不合格A(センター78%)
4年目・・・3ヶ月で907h、理2合格(センター89%)
合計18ヶ月で4079時間
・3年目には上記以外にフルタイムで働きながら4ヶ月で530h勉強した。
・2年目以降、親からの支援はなし。学費も自分で払った。
・高校は偏差値60くらいの公立。卒業に必要な日数しか出席しなかったので成績は悪かった。現役で受験はしていない。受験歴は上記のみ。
反省点
・最初から理2を受ければよかった。2年計画にせずに、残り数ヶ月でも、すぐに受ければよかった。センターの願書締切(10月中旬)に間に合えば受けられる。
・親が妨害してきたのと環境が悪かったので、受験を中断して先に自立すれば良かった。妨害してくる人も多いので受験をやる事は誰にも言わなければよかった。
・受験より先にお金を効率よく稼げるようにすれば良かった。3000時間勉強しても就職にはプラスにならず月収15万にしかならなかった。それをコツコツ貯めたお金を資格取得に注ぎ込んで、4年目には月収60万までいった。

★浪人生活
試験に不合格になるのは2通りのパターンがある。
1つ目は勉強不足で実力が足りないパターン。こちらは当然の結果なので問題ない。
2つ目は実力は足りてるけど何らかの要因で運悪く不合格になるパターン。こちらは翌年また受ければいいので問題ない。
浪人が決まった時点で、次回まで1年あると思いがちだが、4月から開始とすると、次のセンターまで9ヶ月半しかない。
しかし、9ヶ月半もあるとダレてしまうし、丸1年勉強だけにかけるのはもったいない。
だから、気分転換も兼ねて半年位働くといい。そうすると残りは3ヵ月半だから集中して勉強できる。
それに半年働くなら落ちても3ヶ月半待てばいいだけだから滑り止めはいらない。東大後期も翌年のスタートが1ヶ月遅れるし受けないでいい。
★学歴取得の費用対効果
・旧帝か駅弁理系以外に入るなら中卒で就職した方がいい。大学に入ると給料の高い会社に就職しないと元が取れない。大卒の肩書が欲しいなら、中卒で働きながら大検→放送大学(4年で70万)がコスパがいいと思う。
・高校は行かないで大検を取った方がいい。高校は受験に不利になるし、同年代と交流できる以外にメリットがない。行くにしても1年で大検を取って、早めに辞めて受験に集中した方がいい。その方がお金の節約にもなる。
高校に行くコスト・・・中卒年収232万x3年=696万、高校授業料100万、合計796万
大学に行くコスト・・・中卒年収232万x4年=928万、大学授業料300万、合計1228万
合計2024万。年利5%で運用すると年収100万。
中卒の年収は22歳時点で、年収232万+運用益年100万=年収332万だから、大卒はそれ以上稼げないと元が取れない。(大卒の初年度平均年収は318万)
お金の運用は家を買って自分で住めば実質年利5%は確実だし、中卒の年収も上がっていくだろうから実際はもっと差が付く。大卒の方が年収の伸びしろは大きいと思うが、手取りで考えると累進課税があるため2000万の差を埋めるのは難しい。
■生涯賃金

運用益4000万を加味して手取りで考えるとほとんど差はなくなる。残りの差は個人の能力の差。低学歴に能力の低い人が多く、高学歴に能力の高い人が多いというだけ。おそらく大卒の下位50%の層は元が取れてないと思う。
★子供に東大レベルの学力を付けさせる方法
・おもちゃなどをご褒美にして勉強させるといい。東大に入るための勉強量が3000時間だから、ご褒美代を1時間500円とすると、たった150万円で東大レベルの学力を付けさせられる。(小中高12年・144ヶ月に分けると月1万位)
・私立や塾にお金をかけるより、子供のやる気につながるものを成功報酬で与える方がいい。例えば、大学に合格したら、大学の近くにワンルームマンションを借りてあげるというのがいいと思う。
・東大に入る人と平均的な大学に入る人の勉強量は1日30分の差しかない(小中高12年・4380日で2190時間)。なので、塾に行くよりは往復にかかる時間を勉強に充てた方がいい。
・1日1分の違いが長期間では大きな差になるので、日常生活で時間のロスが発生しないように家庭環境を整える。
教材は市販のドリルでいい。
- 関連記事
-
- ITベンダー資格の取り方
- 宅建の取り方
- 英語の勉強方法、TOEIC900点以上の取り方
- 東大に独学で入る方法。合格に必要な勉強時間は3000時間。
- 英語の勉強方法