「神の詩 バガヴァッド・ギーター」 まとめ
- 2012/04/24
バガヴァッド・ギーターとは聖書の次に発行部数が多いと言われているインドの聖典。こちらで読める。
聖典といっても文章が平易で読みやすく、内容も実践的ですぐに心構えとして取り入れられそうな感じ。
以下は要点のまとめ。
・人に干渉しない。
・何事にも適切に対処する。
・心配しない。悩まない。
・結果を期待した努力をしない。
・こうあって欲しいという思いを持たない。
P201
すべての生類に対して悪意を持たず
彼らの親切な友となり 我執と所有欲なく
幸 不幸を等しく平静に受け入れ
他者に対して寛大である者
常に足ることを知って心豊かに
自制して断固たる決意のもとに
心と知性をわたしにゆだねる者
このような人をわたしは愛する
誰にも迷惑をかけず 干渉もせず
誰からも心の平安を乱されない者
順境にも逆境にも心平静な者
このような人をわたしは愛する
私心なく 心身ともに清純で何事にも適切に対処し
何事も心配せず何事にも悩まず
結果を期待した企画や努力をしない者
このような人をわたしは愛する
どんな事物にも喜ばず悲しまず
こうあって欲しいとも欲しくないとも思わず
吉凶禍福に超然として心動かさぬ者
このような人をわたしは愛する
友も敵も等しく扱い 名誉不名誉に関心なく
寒暑 苦楽 また賞賛 非難に心動かさず
常に無益な交際をせず 無益な口をきかず
何事にも満足し 住所住居に執着なく
断固たる決心で心をわたしに結びつけ
親愛行にはげむ人をわたしは愛する
・謙遜。
・堅忍不抜(けんにんふばつ。どんな事があっても心を動かさず、堪え忍ぶ事)
・欲望の対象から心を離す。
・妻子や家庭に対する愛着を捨てる。
P209
謙遜 虚栄を捨てること
非暴力 寛容 正直
正師を求めて師事すること
清潔 堅忍不抜の精神 自制
欲望の対象から心を離すこと
我執を無くすこと
生老病死を苦とみなし
その本質を究めること
あらゆる事物に執着しないこと
妻子や家庭に対する愛着を捨てること
愉快なこと 不愉快なことにあたって
冷静であること
至上者に対する不動の信仰
世俗を離れ 静かな処に独居する希望
一般大衆 俗世間の人々と
無益な交際をしないこと
自己の本性を知ることの重要さを認識すること
絶対真理への探究心
以上のことは智慧の本質であり
これに反することは無知無明である
・怒らない。
・果断(決断力のある事)
・気力充満、寛容、不屈。
・羨望心や名誉欲を持たない。
P243
無恐怖 清らかな生活
霊的知識の養成 研究 慈善
自己抑制 供犠 経典・聖典の学習
性的清浄 簡素な生活
非暴力 正直 怒らぬこと
離欲 平静 他人の欠点を探さぬこと
口煩さく小言を言わぬこと 生物に思いやりをもつ
物事を熱望しない 柔和 謙遜 果断
気力充満 寛容 不屈 清潔
羨望心や名誉欲がないこと
アルジュナよ 以上のような高貴な性質は
神に向かう人々に属するものである
・私欲なく仕事を遂行する。
・仕事の結果をただ至上者へ捧げるために活動する。
P59
心で感覚を抑えて
あらゆることに執着せずに
私欲なく仕事を遂行する人こそ
まことにすぐれた人物である
定められた義務を仕遂げる方が
仕事をしないより はるかに善い
働かなければ 自分の肉体を
維持することさえできないだろう
仕事を至上者への供物としなければ
仕事は人を物質界に縛りつける
故にクンティーの息子よ 仕事の結果を
ただ至上者へ捧げるために活動せよ
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