「バビロンの大富豪」 まとめ
- 2013/08/08
たぶん旧版(黒い方)でも内容は同じ。
■内容まとめ
・収入の10分の1以上を貯金。
・儲け話などに乗らないように慎重に投資。
・借金がある場合は、収入の10分の2を借金返済、10分の1を貯金、10分の7で生活。
以下は要点のまとめ。
P38
おまえが貯める金は一つ残らずおまえのために働く奴隷なのだ。その金が稼いできてくれる銅貨も一枚残らずおまえのために稼いでくれる、まさに黄金の子供なのだ。
P59
「もしあなたが卵の籠に毎朝十個の卵を入れ、夕方に九個の卵を取り出すとしたら、やがてどうなりますかな」
「そのうちあふれるでしょう」
財布に十枚のコインを入れたなら、使うのは九枚まででやめておくのです。
これを単純なことだと馬鹿にしてはいけません。真実というのはどれも単純なものです。
稼いだ金の十分の九以上は使うのをやめてからも、それまでと同じように生活してゆくことができたのです。以前より何かが足りないということはありませんでした。それ以上に、間もなく、以前よりも金が簡単に手に入るようになったのです。稼いだ金の一部なりとも使わずに取っておく人間には、金がより簡単に寄りつくようになる、というのは神々の定めた法則なのでしょうな。むろん財布が空の人間からは、金は逃げてゆくというのと同じです。
P63
私たちがそれぞれ必要経費と呼んでいるものは、自分で気をつけていない限り、必ず収入と等しくなるまで大きくなってしまうものなのです。
必要な経費と自分自身の欲求とを混同してはいけないのです。
P80
望みなければ、達成なし。強く、明確な望みを持つべし。
P109
「幸運の女神」は行動する人間にしか微笑まない。
P121
一、将来の資産と家族の財産を築くため、最低でも収入の十分の一を貯めるならば、黄金は自ら進んで、しかもだんだんとその量を増やしながらやってくるだろう。
二、貯まった黄金がさらなる利益を生むような働き口を見つけてやり、家畜の群れのごとく増やせる賢明な主人となるならば、黄金は勤勉に働いてくれるだろう。
三、黄金の扱いに長けた人々の忠告のもとに黄金を投資するような慎重な主人であれば、黄金はその保護のもとから逃げようとはしないだろう。
四、自分のよく知らない商売や目的、あるいは黄金を守ることに長けた人々が認めないような商売や目的に使われる黄金は、その人間から逃げてゆくことだろう。
五、あり得ないような莫大な利益を生ませようとしたり、詐欺師の魅惑的な誘いに従ったり、あるいは自らの未熟で非現実的な欲望に頼ったりするような人間からは、黄金は逃げてゆくことだろう。
P142
友人を助けたいと思ったら、相手の負担が自分の肩にかからないようにやるということさ。
P153
手を差しのべるときには慎重にならなければいけない。人を助けたいと願うあまり、本来他人が担うべき負担が自分の肩にかかってきてしまうからだ。
P158
より慎重な選択こそが、大きな後悔から身を救う。
P186
決意あるところ、道は開ける。
P220
働くことをとてもいやがる人間もいる。そういう人間は、仕事を敵に回してしまうのだ。それよりは仕事を友達として扱って、自分から好きになったほうがいい。仕事がきついのは気にするな。自分でいい家を建てているときのことを考えてみろ。柱が重いとか漆喰をこねる水を運んでくる井戸が遠いと文句を言うやつはいないだろう。約束してくれ、主人を持ったらとにかく懸命に働くんだ。おまえがやったことを主人が認めてくれなくても、決して気にしちゃいけない。忘れるなよ。懸命に仕事をやれば、いつかそれだけの見返りは必ずあるんだ。いい仕事をすれば、した分だけ人間は必ず良くなるんだ。
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