「Healing and Recovery」(デヴィッド・R・ホーキンズ) まとめ
- 2013/09/03
「Healing and Recovery」とは「パワーか フォースか」の著者のデヴィッド・ホーキンズ博士の本。
内容は、主に健康に関する事で、ネガティブな感情の解消法と、害になっている信念体系を手放す方法について書かれている。
以下は要点のまとめ
おやつは食後に食べるのがおすすめ。そうすれば食べ過ぎや虫歯を防げる。■治癒の補助
・心は信じているものが現実化するくらい強力なので、我々は心に抱いているものに影響を受ける。体は心に抱いているものの結果である。
・信念体系は非常に強力なので「私は糖尿病」と信じているだけで病気を悪化させる。代わりにこう言ってそれをキャンセルする必要がある「私はかつてそう思っていた。だが私は心に抱いているものだけから影響を受ける。私は無限の存在で、その影響を受けない。」
■ストレス
・ストレスは予想外の事態が発生した時にも発生する。だから起こりうる状況を想定して対策を練っておく事でストレスを最小化する事ができる。
■健康
・我々は心に抱いているものだけの影響を受ける。催眠術が良い例で、催眠状態の人にアレルギーという暗示を与えると催眠から覚めた後にアレルギー反応を起こすようになる。それと同じように我々は知らず知らずのうちにテレビや子供時代に聞いた事などから様々な暗示を受けている。もう1つの良い例は多重人格者の例で、出ている人格がかかっていると思っている病気が体に現れ、別の人格に切り替わると病気も消える。
・肉体は精神の表れである。世間ではそれを逆に考えて、原因が外部環境やウィルスや細菌にあると考えている。薬が効くのも薬の効果を信じる心の力によるもので、プラセボはあらゆる病気を35%の確率で治癒する。
■性的関心
・感覚や欲望が出てきたら、それに名前を付けて呼んだりイメージするのをやめ、その感覚が起こるのにまかせる。それに抵抗せずにいると欲望・渇望のエネルギーは出し尽くされる。
■加齢
・恐れるものは心に抱かれ、心に抱かれたものは現実化しやすい。そのため高齢への恐れを抱き始めるとそれが現実化し始める。しかしそういうイメージを受け入れないという選択肢もある。どんなイメージでも受け入れると現実化してくるので、何を受け入れるかに注意して心を守らなければならない。心は無知なためすべてのプログラム・ストーリー・筋書きを受け入れ、我々は無意識のうちにその通りに振る舞い始める。
・どんな人生の筋書きを受け入れてきたかは自分の人生と肉体を見れば分かる。
・我々が持っている信念体系を「我々は無限の存在で、心に抱いているものだけの影響を受ける」という真理に置き換える必要がある。否定的な信念が湧き上がる度にそれをキャンセルする必要があるが、世界のエネルギーフィールド・集合意識は我々を再プログラムしようとしてくるので継続的に無効化していく必要がある。
■危機の対処法
・感覚の背後には拡散したエネルギーがある。このエネルギーは最初は拡散して形を持たないが、時間の経過で悲しみ・怒り・自己憐憫・嫉妬などの形に変わり、その後恐れなどの特定の形に変わる。そこから「お金なしでどうやって暮らしていこう」などの思考が現れ始める。それは抑圧されたエネルギーの海のようである。
・その圧力を減らすには、心が乱れた時に感情の背後にあるエネルギーにフォーカスする必要がある。より早い段階でそれを行う事で、そのエネルギーは解放されるのを待っている圧縮されたガスタンクのようなものだと分かる。そのエネルギーはだんだんと蓄積され、何かの出来事が起こると、ここぞとばかりに放出される。そのエネルギーから逃れるすべはなく、抵抗せずに身を任せる事でより早くエネルギーの放出を終わらせる事ができる。
・エネルギーの抑圧が耐え切れないレベルに達すると、心はそれを解放するための出来事を起こそうとする。すべての痛みと苦しみの原因はこの抑圧されたエネルギーであり、出来事はエネルギーを解放するための言い訳である。この仕組みが分かると、何も事を起こさずにエネルギーを直視する事で解放できるようになる。
・心はよく「外部の環境を変えることさえできたら」と言うが、「起こっている事を変えて欲しい」というのは効果的な祈り方ではない。効果的な祈りは「この経験に身を任せ対処する方法を示してください」のような形である。
■心配・恐れ・不安
・恐れは安全のために必要なものではなく、必要なのは注意力と現実的な常識である。
・最悪の事態を考える事でも恐れを手放す事ができる。そのためには「最悪の場合どうなるのか?」と考えて、それについて出てくる思考を打ち消しながら、その時感じる感覚に身を任せるとよい。
■痛みと苦しみ
・痛みに抵抗しないとは感覚に完全に身を任せ、それに関する思考を無視する事である。言葉にすると「もっと、もっと、もっと」で、痛みの量は限られているのですぐに出尽くす。
・「痛み」と「痛みによる苦しみ」は別のもので、痛みに抵抗せずに身を任せると苦しみは軽減され、痛みがあろうとなかろうと気にしなくなる。
・人や環境を変えようとすると不可能な事が分かり苦しみだけが生まれる。それをそのままにしておこうと思えば、それに関する体験は姿を消し、痛みが存在する中での痛みのない状態へ移行できる。
■ダイエット
・ある体重を心に抱けば、それが物質化され始める。体は心に抱いている事の表れなので、体重・活動・カロリーなどに関する信念や思考が体重に影響を与える。例えば多重人格者は、体重問題のない人格の時はスリムで、体重問題のある人格に変わると太り始める。
・我々は空腹の感覚が生じると「空腹」と名前を付けて呼び、すぐにそれを満たそうと行動を起こすように条件付けられているが、その「パブロフの犬」のような条件反射を解除する必要がある。
・そのためには空腹の感覚が生じたら、それに名前を付けて呼んだり抵抗したりせずにその感覚が出尽くすまで身を任せる。
・砂糖は空腹時に摂ると瞬時に吸収され代謝が間に合わず脂肪として蓄積される。また、砂糖はインシュリンの生成を促し、血糖値を急降下させ、空腹の感覚を再発させるので避けた方が良い。
・たんぱく質の3分の1のカロリーは、たんぱく質自身の代謝に使われるので、高たんぱく食の実質摂取カロリーは66%に抑えられる。
食事と食事の間にお腹がすくならプロテインを飲むといい。飲む前に筋トレすればなお良い。
うつ病を直すにはまず食生活の改善と運動から始めるといい。食生活と運動が心に与える影響はかなり大きい。■うつ病
・憂鬱の元には恐れがあり、恐れの原因は「生存や幸福に必要だと思っているものを失う事」なので、その恐れを直視し「生存や幸福は外部環境に依存しない」と理解する事で憂鬱を軽減する事ができる。
・憂鬱の元には怒りもあり、それを外部の要因のせいにして、あーだこーだと延々と怒りを正当化しているが、怒りの原因がそういう被害者意識の思考回路だと理解する事で怒りは消える。
・憂鬱は心構えの間違いが原因なので、心構えを変えずに抗うつ剤を飲んでも一時しのぎにしかならない。
あと、節約もかなり大事。節約すればお金の心配がなくなるし、仕事の量を減らせばストレスも減る。また、お金に余裕があれば風俗にも行ける。風俗はほとんどの悩みを吹き飛ばす。
■癌
・心は必要に迫られない限り生き方を変えようとしないので、深刻な病気は意識を飛躍させるために起こる。深刻な病気から回復した人の多くは、病気が生き方を考え直すいい機会になったと病気に感謝する場合が多い。
・病気はネガティブなエネルギーフィールドの元でしか発生しないので、病気の裏には無意識の罪悪感がある。病気を治すには自己と他者への非難をやめ罪悪感を手放し、エネルギーフィールドをポジティブにする必要がある。
・病気の原因を細菌・ウィルス・癌細胞などに求める被害者意識を捨て、自分の状態に自分で責任を持ち、心に抱いているものに原因がないか探る必要がある。
・悲しみ、自己憐憫、怒りなども病気を悪化させるので、勇気・中立・意欲・愛などに意識の持ち方を変える必要がある。
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