[実践版]ヒマラヤ聖者への道 全6巻 まとめ【フィクション】
- 2017/08/08

インド探検でヒマラヤ聖者たちに会ったという話を実話風に書いたフィクション。
要点まとめ
1巻
P106
注目すれば、注目したものが表出および実現される。
P238
与えれば、たとえ返礼などまったく考えていなくても返礼を避けることは不可能です。
P273
『約束の地』に向けて旅立つには、まず暗黒の土地を見捨て、それを忘れ去らなければなりません。前進しながら停止するのは不可能です。
古きものを捨てて、新しきものにしがみつかなければならない。覚えていたくないものは忘れ、心に留めておきたいものだけを覚えるようにしなければならない。
もしビジョンを実現したいと望むのなら、ビジョンだけを覚えておくことです。実現したくないものは忘れなければならない。覚えることを拒否しなければならない。ビジョンを実現させるためには、すべての想念、考え、言葉、行動をビジョンに忠実にしなければなりません。
2巻
P66
ただ、完全な状態だけを望むことです。つまり、完全な健康が現れてくるように求めるのであって、病が癒やされることを望んではなりません。調和を現し、豊富の実現を求めるのであって、不調和、不幸、制約から救われることを求めるのではないのです。こんなものは、ちょうど古くなった衣服を棄てるように棄て去ってしまうのです。振り返って見ることさえしてはなりません。
3巻
P224
現在が将来のすべてを握っている。現在を完全なるものとすれば、未来もまた完全となる。完全な未来は、現在を意識的に完全にすることによって実現するのです。
P269
内在の神こそ、あらゆる教師の中の最大の教師です。
4巻
P139
破壊や災害などの預言を、決して受け容れてはなりません。
P196
否定法は必要ありません。なぜなら否定法は、一層その状態を増強させる恐れがあるからです。心はその性質上、注意を向けた状態を拡大するものです。
否定する代わりに、完全なるものを立てたほうが遥かによいのです。そのようなものには注意をまったく向けずに放っておくことです。
P396
理想に完全に献身することが理想を達成する秘訣です。ただ願望し希望するだけではなく、完成の目標に向って執拗に努力することです。
5巻
P95
ヴィジョンが明確に打ち出されると、その実現に必要な事物があらゆるものの本源から呼び出されて、それが全部凝結して具体的現実となるわけです。従って、明確に打ち出したヴィジョンが具象化に先行するのです。
一時に一つの状態にのみ集中することが大切です。自分の想念をやたらに散らしてはいけません。初めに考えたことが実現するまでは、他のことを考えてさえいけません。一つの行為が完結したら、そのことはすっかり放念して、次の行為に移ることです。
常に最高のもの、常に最も気高きもの、常に最も純粋なるもの、常に光のみを思念することです。生命とエネルギーを限定するようなことは、決して考えないことです。
私たちが力を出すのを控えた瞬間に、停滞が始まります。しかし自己の持っているものを放出するならば、常に新しいものが流れ入ってきて、その空隙(くうげき)を埋めてくれます。エネルギーは、正しい方向に正しい方法で使用しさえすれば、無尽蔵なのです。
P182
愛を用いよ、愛に一心集中し、朝も昼も夜も、愛をもって自らを持せよ。座って食事を摂るにも、愛を用い、愛を思い、愛を感じよ。そうすれば汝の食物の滋味は一層深きものとなるであろう。
P201
どんな想念も出しっ放しにすると、自分の力を散漫にさせてしまいます。常に雑念を払い、成就しなければならない一事のみを堅持するのです。
もし何かの理想を持ち、本当にその理想を信じているのなら、それを自分だけで持ち続けて、完全に具体化するまでは、他人にその話をしてはいけないのです。
6巻
P63
自身のパワーを一度に多くの分野に分散させるよりも、一点集中型の思考の方が遥かに素晴らしい方法なのです。
P87
自分自身の内に在る神とのコンタクトを通して、あなたは神に到達するのです。個人的な神に祈ることには何のメリットもありません。
P252
人生にとって最良の導き手は強さです。あなたを弱くするものはすべて捨てましょう。そうしたものには関わらないことです。
アマゾンレビューより。内容はフィクションだそうだ。
インド探検で有名なジャーナリストで哲学者だったポールブラントン博士は1981年83歳で死去したが、大量のノートブックを残した。その中にベアードとの対話が含まれている。ポールブラントンはベアードと会った時、彼の長年のインド探検と事実が一致しないとベアードを批判した。ベアードは彼の本は事実ではなくアストラルトリップの情報を書いたと告白した。
■参考サイト
著者の経歴などの詳細
Baird T Spalding、著者は1894年にインド探検には行っていない。インドに行ったのは出版から11年後の1935年。
Baird T Spalding 2
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